新成運輸、四日市市制20周年でラップ車 関東方面で運行しPR
物流企業
2017/07/20 0:00
【三重】新成運輸(村木尚哉社長、三重県四日市市)は5日、四日市市の市制120周年のデザインを施したラッピングトラックの運行を開始した。関東方面への定期便で、東京都内などを走りながらPRする。 森智広市長から直接依頼されて製作したもので、6月24日に納車された低床大型ウィング車にラッピングを施した。コンビナートの夜景をベースに、市の公式マスコットキャラクター「こにゅうどうくん」をあしらった基本デザインは市が考案したが、新成運輸でもアレンジを加えた。 マスコットのサイズを小さく変更し、「一休さんと間違われないよう」(村木社長)、名前を入れた。また、車両側面に「きっと来たくなる」、リア部分には「これからもずっと、この街で――」と、オリジナルのキャッチコピーを追加。大きなQRコードも載せ、スマートフォン(スマホ)などで読み込むと、夜景の動画を閲覧できるようにしている。 村木氏は「市から『東京へ行くトラックで』との要望があり、条件に合った定期便をラッピング車にした。地元・四日市のPRに、少しでも貢献できればうれしい。我々、三ト協青年部会(村木部会長)が企画・運営する今秋のトラックフェスタでも、車両を展示したい」と話している。(星野誠) 【写真=市の考案した基本デザインにアレンジを加え】