日倉協、安全と繁栄を祈る 倉暉祭に全国から参列
団体
2017/07/20 0:00
日本倉庫協会(木納裕会長)など全国の倉庫業団体と事業者は13日、高倉神社(三重県伊賀市)で執り行われた倉暉祭(そうきさい)に参列し、事業の安全と繁栄を祈った。 神から財宝などの管理を任された高倉下命(たかくらじのみこと)を祭神に祭る高倉神社が、長年にわたって引き継ぐ伝統神事。毎年7月13日開催と定められている。地元の東海倉庫協会(白石好孝会長)をはじめ、全国の倉庫協会員や倉庫、運輸事業者が巫女(みこ)から神楽舞と舞楽を賜り、玉串を奉納した。 東海倉協の白石会長は「我々にとって、年一回、事業継続への思いを新たにする重要な行事。中部圏の経済統計では、全産業が拡大基調と言われる中、企業経営の要は、人的資源を育てていくことに変わりつつある」と指摘。 その上で、「当協会で言えば、戦後に政府の援助を求めて設立した後、今年で70周年を迎えた。情報交換を重ね、自ら新しいことに取り組む姿勢で、諸課題に挑んでいきたい」と語った。(梅本誠治) 【写真=礼拝する参加者ら】