十ト協青年部会、事故の恐ろしさ教え 小学生むけ 巻き込み実演
団体
2017/07/13 0:00
【北海道】十勝地区トラック協会の青年部会(角玄忠博部会長)は6月27日、本別中央小学校で交通安全教室を開き、児童らに事故の恐ろしさと命の大切さを教えた。 川原千暢教頭は「本日は、トラックを使って事故の様子を見せてもらう。交通事故の恐ろしさを目で見て体験できる貴重な授業なので、しっかりと学び、命の大切さを知ってもらいたい」とあいさつ。 角玄部会長は「運転手は事故の無いよう注意して運転しているが、運転席には死角があって見えない所もある。皆さんも交通事故に遭わないよう真剣に学んで欲しい」と呼び掛けた。 プログラムは、1~3年生と4~6年生の2部構成で行い、ダミー人形と乗用車との衝突実験(時速40、50キロ)やトラックを使った左折時の自転車巻き込み事故を実演。更に、子供らがトラックに乗り、運転席からは見えない「死角」を体験した。 終了後、代表の児童が感謝の言葉を述べ、同部会からリフレクターバンドが贈られた。 山川修校長は「言い聞かせるだけでなく危険を体感することで、交通安全を理解してもらいたい」と話した。(岡杏奈) 【写真=トラックの運転席から死角を体験する児童ら】