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エスライン/70周年記念、昭和時代のトラック復元 下旬は大阪と東京を走行

物流企業

2017/07/10 0:00

 エスラインは7月下旬、昭和時代に活躍したオート三輪トラックを大阪と東京で走らせる。永く保管されていた車両を復元し、本社玄関前に展示していたもので、設立70周年記念事業の一環で行う。  オート三輪トラックはマツダ製。排気量1980ccのLPG(液化石油ガス)仕様で、4段変速、最大積載量は2トン。1969年(昭和44年)式車両で、主に反物など繊維製品の配送業務に使われていた。再び公道で走行できるよう、クラッチやブレーキなどを補修。車検を取り直し、車体も再塗装を施した。  5、6日は、JR岐阜駅や県庁周辺など岐阜市の中心部を走った。10日は愛知県一宮市内、11日は名古屋市中区長者町の繊維問屋街をそれぞれ走行。20、21の両日は大阪で梅田、御堂筋、難波、大阪城などを回り、24、27、29日は東京のお台場、銀座、東京駅、日本橋などを走りながらアピールする。  エスライン総務部は「かつて繊維問屋街で働いていた人はもとより、昭和時代を知る多くの皆さんに、懐かしさを感じていただけたら」としている。(星野誠) 【写真=復元したオート三輪トラック】





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