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全ト協鉄鋼部会、副部会長に樋口氏ら 鉄連と連携で課題検討

団体

2017/07/10 0:00

 全日本トラック協会の鉄鋼部会(瀬尾君雄部会長)は5日、千葉市で総会を開き、任期満了に伴う役員改選で樋口彰(日鉄住金物流、同)、藤井正美(JFE物流、同)、安田靖(大黒倉庫、同)の各氏が副部会長に就いた。このほかの正副部会長は留任した。神谷英一郎(大黒運輸、東京)、中山周二(三和運輸機工、同)、村上直美(共立輸送関東、同)の各副部会長は退任。  2017年度は、特殊車両通行許可申請手続きの簡素化や許可条件の緩和などで、日本鉄鋼連盟(進藤孝生会長)と連携して課題の検討や要望活動を推進していく。加えて、15年3月に国土交通省へ提出した道路通行に関する要望について、進展状況の把握といったフォローアップを更に進めていく。  また、コンプライアンス(法令順守)の更なる徹底に向け、関係団体の特車許可の講習会などに積極的に参加。併せて、「鋼材積付け・安全輸送マニュアル」などを活用し、適正な固縛、積み付け、安全輸送を徹底していく。  瀬尾部会長は「車両制限令の取り締まりなどが厳しくなっている中、我々と高速道路会社や、行政との考え、思惑との間のギャップを理解していきながら、法令順守を徹底した適正かつ安全な事業者への配慮があってもいいのではないか」と強調した。(井内亨) 【写真=「適正かつ安全な事業者への配慮があってもいいのでは」と瀬尾部会長】





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