新潟東港運輸、ヨガ教室で心身を整え ストレス診断対策に
物流企業
2017/07/06 0:00
【新潟新潟東港運輸(森山直樹社長、新潟市北区)は6月24日、福利厚生の一環としてヨガ教室を開いた。ストレスチェックをフォローする取り組みで、精神を穏やかに保つ手法を学び、心身を整えて仕事に臨んでもらうのが狙い。 2015年12月、従業員50人以上の事業所に対してもストレスチェック制度が義務化された。着実に行っているものの、診断を踏まえた対策が不十分だった。教室は今後も月1回ペースで続ける予定で、社員だけでなく、その家族や近隣の人たちにも声を掛け、地域ぐるみでの活動にしたい考え。自治体や公的機関で推進するケースはあるが、民間企業、特にトラック事業者が独自に手掛けるのは珍しい。 NIIGATA YOGA SPREADの渡辺亜紀菜氏と小林優子氏がインストラクターを担当。深い呼吸で気持ちを落ち着かせるとともに、腰痛予防も見据え、正しい姿勢で運転を継続できるよう指導した。 また、ライフサポートマネジメント研究所の菊地砂織氏が、安全衛生の強化について講演。食事や運動、睡眠など生活習慣に触れながら、ストレスをプラスに転換する思考法やアプローチを紹介した。(河野元) 【写真=正しい姿勢で運転を継続できるよう指導】