名古屋東部陸運、協力会社とドラコン 楽しめる工夫盛り込み
物流企業
2017/07/06 0:00
名古屋東部陸運(小幡輝雄社長、愛知県豊田市)は1日、協力会社4社とともにMEITOUドライバーコンテストを実施した。日頃培った技術を競い合った。2016年から優勝の証として、チャンピオンベルトを用意したほか、選手名の入ったうちわや顔写真入りパンプレットなど使い、応援者にも分かりやすく、楽しめる工夫を盛り込み、グループ全体の安全と運転技術向上を目指している。 小幡社長が「最近は、自主的にドラコンに参加したい――と手を挙げるドライバーが増え、より盛り上がるようになってきた。『愛知県トラック協会(小幡鋹伸会長)の県大会で優勝したらポケットマネーでハワイ旅行に連れて行く』と話して6、7年経つ。荷主の大会に出場して優勝する選手も出てきているので、今以上に活性化するドラコンを期待している」と激励した。 競技は、週末ごとに練習を積み重ねた選手が大型部門と中型部門で競い、優勝者にはチャンピオンベルトを贈呈。その中で、中型はクリエイト(細川淳治社長愛知県豊田市)の岩花秀明選手が優勝し、2位に同社の野中繁樹選手が続いた。細川社長は「県大会でも活躍することを願っている」と話した。大型では、みなみ産業(南垣内務社長、同市)の大野純一選手が1位を獲得、協力会社の活躍が目立った。 閉会式で、名古屋東部陸運の中島栄治副社長は「ドラコン出場には家族の支えが大切で、会社としてはドライバーが家族を守れるよう絶え間なく仕事を獲得していくことが重要だと考えている。県大会優勝の目標もあるが、まずは参加者全員が職域に帰ってレベルの底上げを図り、荷主の信頼アップに向けて成長した姿を見せて欲しい」と総括した。(梅本誠治) 【写真=練習を積み重ねた選手が大型部門と中型部門で競う】