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するが通商、「なおトラック」施工公開 パソコン制御で自動印刷

産業

2017/06/29 0:00

 【静岡】「なおトラック」に協力する、するが通商(杉本貴彦社長、静岡県焼津市)は19日、垂直型オートボディープリンターを使ったボディーデザインの施工作業を公開した。8台目のなおトラックとして、ワールドロジ(戸田章弘社長、浜松市東区)の4トン車に「出世法師直虎ちゃん」と「出世大名家康くん」の両キャラクターをプリント。浜松城や、直虎と縁の深い龍潭寺(りょうたんじ)を背景に、美しいデザインを描いた。(奥出和彦)  なおトラックはNHK大河ドラマ『おんな城主直虎』にちなんだイラストをデザインしたもので、浜松市に拠点を置く運送事業者が製作、活用し、地域活性化を図っている。同社は2016年4月にオートボディープリンターを導入、施工に協力している。  プリント事業は、ハッスイトランスポート(佐伯靖則社長、静岡県焼津市)の敷地を借りて進めている。面積120平方メートルのテントにガイドレールで組まれたプリンター本体を設置。パソコンで制御されたプリンターヘッドが自動で印刷する。  プリンターは経済産業省の「革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金」の助成を受け、導入した。国内メーカーのエルエーシー(東京都町田市)製で、ラッピング加工と比べ施行が速く、費用も3分の1で済む。4トン車ボディーの片側側面は4時間で完了。費用は2~10トン車の両側側面と背面で15~60万円に設定している。  コルゲートタイプのボディーや取っ手などの凹凸にも対応。塗料は早く乾いて色あせにくく、耐久性にも優れたものを使用する。なお、特殊溶液で簡単に消すことができる。これまで、なおトラックを含めて自治体向けなど10台以上を施工した。  杉本社長は「競争の激しい運送とは別に、柱となる事業を検討していた。デザインしたトラックには注目が集まり、ドライバーは事故が無いよう、より注意するようになる。看板やマグネットシートなど、あらゆるものに印刷できるので、幅広く利用して欲しい」と話した。  当日は、地元テレビや一般紙記者も多数取材。焼津市の担当者も訪れるなど、注目度の高さをうかがわせた。 【写真=オートボディープリンターで施工】





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