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千代田運輸、原点戻り省エネ走行 研修で急制動を実体験

物流企業

2017/06/15 0:00

 【愛知】千代田運輸(服部昭一社長、名古屋市東区)は5月28日、中部トラック総合研修センター(みよし市)で、ドライバーを対象に、省エネ走行と急制動を実体験する研修を開いた。  同社では、ドライバーコンテストや省エネ走行などを毎年行い、運転技術に磨きを掛けている。19回目を迎えた今回は、原点に返って省エネ走行を再確認。ドライバー全体のレベルアップ及び安全につながる走行技術を磨いた。  また、乗用車を使い、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)によるブレーキの効き方の違いについて、通常と解除した車両とで比較。スキッドコースの急制動で試し、ABSが効かない場合のスリップを体験した。  服部社長は「今ではトラック業界で人気の高い省エネ研修だが、当社では19回を数える研修のうち、16回を省エネ走行に費やしてきた。ぬれた路面の急制動体験と併せ、公私ともに実益につながる内容なので、学んだことをしっかり役立てて欲しい」と語った。  午前中に、インストラクターが同乗してコースを周回。午後からコースを5分20秒以内で回り、燃料消費量が260ccちょうどとなる最も省エネかつ車体にやさしい運転を目指した。(梅本誠治) 【写真=安全につながる省エネ走行技術を磨く】





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