物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

トータル運輸、本社・営業所を新築 今秋移転 軽油スタンドを設置

物流企業

2017/06/12 0:00

 【北海道】トータル運輸(二村哲史社長、札幌市北区)は、業務効率化のため本社(同区)と札幌営業所(手稲区)を新築移転する。竣工は10月を予定しており、総事業費は4億円。2016年12月に購入した1万3200平方メートルの土地のうち千平方メートルを利用し、軽量鉄骨造り2階建てで、延べ床面積510平方メートルの社屋を新築する。(岡杏奈)  建設地は札幌市北区新琴似町で、札幌・石狩の両市街地へのアクセスが良く、札樽自動車道・新川インターチェンジにも近い好立地。更に、同社では初となる自家用軽油スタンドも設置することで、燃料費8%削減を見込む。  白を基調とした外観で、ドライバー向けの休憩室やシャワールーム、大型会議室のほか、受動喫煙防止対策として喫煙室を設ける。更に、屋上には太陽光発電システムを設置し、事務所で使用する電力を賄うなど環境に配慮しながら経費削減にも取り組む。  2階部分は同社が使用。1階にはグループ会社のトータル企画(岩沢文夫社長、北区)の本社と、同札幌営業所(手稲区)が入居する。  トータル運輸は建設資材の輸送をはじめ、冷凍食品や一般雑貨などを扱っている。  本社と札幌営業所のほか、埼玉営業所(埼玉県ときがわ町)、神奈川営業所(神奈川県海老名市)、関西営業所(兵庫県西宮市)、広島営業所(広島市西区)、熊本営業所(熊本市南区)があり、車両台数は計140台。  また、6月からは、神奈川営業所内にトータル企画神奈川営業所を新設・稼働させている。 【写真=グループ会社のトータル企画も同居する(イメージ)】





本紙ピックアップ

特定技能1号開始1年、大手~中小で採用進む

 自動車運送業分野特定技能1号評価試験が始まって1年が経過した。トラックは4304人が国内外で受験し、3054人が合格。大手、中堅に加え、中小規模の運送事業者が特定技能制度を活用して外国人ドライバーを採用する事例が各地で…

「危険運転致死傷罪」適用要件見直し、飲酒・速度超過に基準    

 法務省は、飲酒や大幅な速度オーバーなど悪質運転による交通事故を厳罰化するため、危険運転致死傷罪の適用要件として数値基準を盛り込んだ自動車運転死傷行為処罰法の改正案を明らかにした。9日、法制審議会の刑事法(危険運転による…

国交省/次期安全プラン、走行距離当たり件数を指標に

 国土交通省は、2026年度からスタートする次期事業用自動車総合安全プラン(26~30年度)の死者数、人身事故件数などの目標値について、適切に評価できるよう総走行距離当たりの件数を指標として用いる。目標設定対象の業態に関…

グリーン物流優良者表彰、ドラッグストア納品効率化         

 国土交通、経済産業の両省は8日、2025年度グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰の受賞者を決定した、と発表した。国交大臣表彰には、宅配拠点と物流DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用したドラッグストアの店…

オススメ記事

特定技能1号開始1年、大手~中小で採用進む

 自動車運送業分野特定技能1号評価試験が始まって1年が経過した。トラックは4304人が国内外で受験し、3054人が合格。大手、中堅に加え、中小規模の運送事業者が特定技能制度を活用して外国人ドライバーを採用する事例が各地で…

「危険運転致死傷罪」適用要件見直し、飲酒・速度超過に基準    

 法務省は、飲酒や大幅な速度オーバーなど悪質運転による交通事故を厳罰化するため、危険運転致死傷罪の適用要件として数値基準を盛り込んだ自動車運転死傷行為処罰法の改正案を明らかにした。9日、法制審議会の刑事法(危険運転による…

国交省/次期安全プラン、走行距離当たり件数を指標に

 国土交通省は、2026年度からスタートする次期事業用自動車総合安全プラン(26~30年度)の死者数、人身事故件数などの目標値について、適切に評価できるよう総走行距離当たりの件数を指標として用いる。目標設定対象の業態に関…

グリーン物流優良者表彰、ドラッグストア納品効率化         

 国土交通、経済産業の両省は8日、2025年度グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰の受賞者を決定した、と発表した。国交大臣表彰には、宅配拠点と物流DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用したドラッグストアの店…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap