物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

パスコロジ、指さし呼称を検定制度に 合格時に補償金を支給 納品作業でも励行徹底

物流企業

2017/06/08 0:00

 敷島製パン(盛田淳夫社長、名古屋市東区)グループのパスコ・ロジスティクス(今井正秋社長、神奈川県海老名市)は、指さし呼称を安全教育の根幹に位置付け、検定制度を設けて徹底を図っている。(吉田英行)  これまでの交通事故やヒヤリ・ハットの事例について、ドライバーにヒアリングしたところ、最終の安全確認作業が省かれていることが主な原因であることが判明。危険予知に向け、運転だけでなく、工場内での納品作業時にも指さし呼称を励行するよう徹底している。  検定制度は初級、中級、上級の3段階。腕に着けるワッペンで等級が分かるようになっている。各営業所の所長クラスの管理職が検定員となって同乗し、検定コースを走行しながら、同社独自の指さし呼称マニュアルに基づいて実技をチェック。合格時には報奨金を支給する。  有効期限は特に設けていないが、抜き打ちチェックや再確認を行う。また、全車両に富士通製のドライブレコーダー(DR)一体型のネットワーク型デジタルタコグラフ「DTS―D1D」を全車に装着し、前方と車内の映像を撮影。日常の指さし呼称の励行状況を確かめる。更に、検定員のレベルも定期的に調べている。  マニュアルには、動作ごとの呼称、上達のポイント、レベル別指導内容、検定の審査基準などを規定。危険予知と指さし呼称に関する同社のノウハウが詰まっている。  今井社長は「仕事の合間に検定を入れ、検定時間は拘束時間に含めている。指さし呼称で事故や誤納品が減るなら安いもの」として、今後も安全確認の基本動作として重視していく。 【写真=初級(右)、中級(左下)、上級(左上)と、ワッペンで等級を区別】





本紙ピックアップ

特別国会開会「軽油暫定税率」、廃止先送りの可能性

 衆院選を受けた第221回特別国会が18日に開会した。高市早苗首相による施政方針演説、代表質問を経て、2026年度予算案の審議に入る。全党・会派が25年度内の廃止で合意している軽油引取税の暫定税率に関しては、税制改正関連…

全国花き物流協が発足、「共同輸送」などPT展開

 花き物流の効率化に向けた全国組織が17日、発足した。共同輸送や中継輸送に関するプロジェクトチーム(PT)を立ち上げ、4月以降に取り組みを本格化させる。ドライバー不足や積載効率の低下、物量変動への対応といった課題解消へ、…

中国5県取引労働改善協、物流維持へ課題共有

 中国運輸局は16日、これまで各県で行っていたトラック輸送における取引環境・労働時間改善協議会を中国5県合同で開き、それぞれの取り組みや課題などを共有した。管轄エリア合同で実施するのは全国初で、協議会の発足から10年の節…

西濃運輸、名古屋北支店が竣工

 西濃運輸(高橋智社長、岐阜県大垣市)は17日、名古屋北支店(愛知県清須市)を竣工させた。延べ床面積2万7千平方㍍の倉庫を擁する大型物流施設で、保管から配送までをワンストップで行う「ロジ・トランス」の新拠点となる。24日…

オススメ記事

特別国会開会「軽油暫定税率」、廃止先送りの可能性

 衆院選を受けた第221回特別国会が18日に開会した。高市早苗首相による施政方針演説、代表質問を経て、2026年度予算案の審議に入る。全党・会派が25年度内の廃止で合意している軽油引取税の暫定税率に関しては、税制改正関連…

全国花き物流協が発足、「共同輸送」などPT展開

 花き物流の効率化に向けた全国組織が17日、発足した。共同輸送や中継輸送に関するプロジェクトチーム(PT)を立ち上げ、4月以降に取り組みを本格化させる。ドライバー不足や積載効率の低下、物量変動への対応といった課題解消へ、…

中国5県取引労働改善協、物流維持へ課題共有

 中国運輸局は16日、これまで各県で行っていたトラック輸送における取引環境・労働時間改善協議会を中国5県合同で開き、それぞれの取り組みや課題などを共有した。管轄エリア合同で実施するのは全国初で、協議会の発足から10年の節…

西濃運輸、名古屋北支店が竣工

 西濃運輸(高橋智社長、岐阜県大垣市)は17日、名古屋北支店(愛知県清須市)を竣工させた。延べ床面積2万7千平方㍍の倉庫を擁する大型物流施設で、保管から配送までをワンストップで行う「ロジ・トランス」の新拠点となる。24日…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap