カトーレック、仙台低温センター増築 東北でサービス拡充
産業
2017/06/08 0:00
カトーレック(加藤英輔会長兼社長、東京都江東区)は5日、仙台低温物流センター(仙台市宮城野区)を増築する、と発表した。 同センターは延べ床面積8千平方メートルで、2016年3月に完成、稼働している。手狭になり、顧客のニーズに対応するため、3100平方メートルを増床する。2日に起工式が行われ、12月に完成する予定。工事期間中も既存のオペレーションは継続する。 同社は東北エリアでの低温流通サービスの拡充を、ロジスティクス事業の重要戦略の一つと位置付けている。 仙台東部道路・仙台東インターチェンジから3キロに位置し、JR仙石線小鶴新田駅から徒歩3分という好立地。鉄骨造り2階建てで、敷地面積は1万1600平方メートル、延べ床面積が1万1200平方メートルとなる。 倉庫の内訳は冷凍(マイナス25度)2200平方メートル、チルド(0~5度)800平方メートル、冷蔵(5~10度)5500平方メートル、常温1800平方メートルとなっている。 トラックバースは可動式ドックシェルター30バースで、垂直搬送機2基、エレベーター2基のほか、各種センサーも整備した。 18年1月の稼働を目指す。(北原秀紀) 【写真=各種センサーも整備】