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三ト協、女性部会設立へ 企業計画に初めて明記

団体

2017/06/08 0:00

 【三重】三重県トラック協会(小林俊二会長)は5月24日、理事会を開き、事業計画及び予算を原案通り承認した。事業計画には、「女性部会の設立」が初めて明記され、立ち上げ準備を本格的に進めていくことになった。  他県女性部会の活動内容などを紹介。中部5県のトラック協会では現在、福井、静岡、愛知で女性部会が設置されており、岐阜と三重は未設置ながら、三ト協では以前から、西野衛前会長と小林会長が共に、前向きに検討する意向を示していた。政策協議会(支部長会)で話し合い、事業計画に盛り込むことを決定。6月中にも、会員アンケートによる意識調査を実施し、設立に向けた準備を進める。  また、一部会員から要望が出ている引越部会の設立については、事業計画に盛り込まれなかったものの、県内のニーズや他県の活動状況などを調査しながら、今後の対応を検討していく。  17年度は①取引環境改善・長時間労働抑制・生産性向上②交通・労働災害事故の防止③人材確保対策の推進④高速道路料金割引制度の恒久化と充実⑤原価管理に基づく適正運賃収受⑥参入基準の厳格化など、規制緩和見直しの促進⑦新技術を活用した物流効率化――を最重点施策とする。交付金特別会計は収入4億8700万円(1101万円減)で確定した。(星野誠) 【写真=立ち上げ準備を本格的に進めていく】





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