新ト協、中越運送で見学会 高校生に物流の役割を周知
団体
2017/06/05 0:00
【新潟】新潟県トラック協会(小林和男会長)は5月23日、中越運送(同社長、新潟市中央区)と協力し、高校生を対象とした企業見学会を開いた。トラック物流が担う社会的役割、安全対策や環境保全に対する意識の高さを知ってもらうことで、若年者雇用の推進を図る。 県立西新発田高校2年生の男子10人、女子12人が参加。中越運送の事務所と隣接するトラックターミナルを見学。生徒たちは物流について、業務の日々の流れや、自分たちの生活にどのように関わっているかを学んだ。大型車の助手席に生徒が添乗して構内を1周する、体験乗車も行った。 新ト協の浅間博専務は「モノを運ぶ仕事は、我々の生活になくてはならないもの。日本の経済発展を支える重要な使命がある。今回は女子にも多く参加してもらい、感謝している。ぜひ興味を持って欲しい」と呼び掛けた。 この後、事業用自動車と自家用車で色が異なるナンバープレート、トラックに装備されているドライブレコーダーなど最新の安全機器、県内の事業者数やドライバー数などについて解説した。 また、参加した生徒全員に、全ト協が作成したパンフレット3種類、エコバッグ、新ト協が用意したキーホルダーを配布した。(渡辺耕太郎) 【写真=大型車の体験乗車を実施】