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CRE、茨木・守谷にマルチ型 労働力確保 高い優位性に

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2017/06/05 0:00

 シーアールイー(CRE)は5月31日、物流施設「ロジスクエア守谷」(茨城県守谷市)が竣工した、と発表した。敷地面積が2万5440平方メートル、鉄骨造りの2階建てで、延ベ床面積は3万4220平方メートル。県内で3位の人口増加率を誇るロケーションに着目し、マルチテナント(複数企業入居)型の施設を開発した。  常磐自動車道・谷和原インターチェンジより2キロに位置するほか、国道294号にも近接。また、つくばエクスプレスの守谷駅と関東鉄道常総線の新守谷駅から徒歩圏内であるのに加え、計画人口が5千人の守谷市松並土地区画整理事業地区に立地しているため、労働力確保の面で高い優位性を発揮できるという。  複数テナントに分割賃貸するケースも考慮に入れ、トラックバースを1階部分の北側と東側の2面、事務所は東西の2カ所に設置。倉庫の基本スペックは、床荷重が1平方メートル当たり1.5トン、有効高さは1、2階とも6メートル以上、照度は300ルクスを確保した。  更に、階層を2階建てに抑えることで、上下搬送による時間ロスを極小化すると同時に、スピーディーな入出荷オペレーションを実現。在庫保管型や流通加工型のセンターとしてのみならず、通過型クロスドックセンター機能も備えた汎用(はんよう)拠点として運用する。(沢田顕嗣) 【写真=階層を2階建てに抑えることで、上下搬送による時間ロスを極小化(完成予想図)】





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