行政
2017/06/05 0:00
厚生労働省の有識者会合は５日、政府の「働き方改革実行計画」に盛り込まれた時間外労働の上限規制について、最終報告をまとめる。改正労働基準法の施行５年後、トラック運転者に年960時間以内の規制を適用することに関して、将来的に一般則（年360時間以内）の適用を目指す規定を設ける。改正法に基づく指針には、休日労働をできる限り抑制するよう明記する。 ５月30日、労働政策審議会の労働条件分科会（荒木尚志分科会長、東京大学大学院教授）で、報告案を大筋でまとめた。政府は2017年度中の改正案の提出を目指す。（土屋太朗） 【写真＝政府は年度内の改正法案提出を目指す】
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