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栃ト協トラック運転競技大会、八下田陸運が11トン連覇 トレーラ&女性部門リニューアル

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2017/06/01 0:00

 【栃木】栃木県トラック協会(笠原秀人会長)の県トラック安全運転競技大会が5月21日に開かれ、4トン、11トン、トレーラ、女性の各部門に39人の選手が出場した。11トン部門は八下田陸運(八下田勝社長、宇都宮市)の神谷修二選手が優勝、八下田陸運は連覇の快挙を成し遂げた。女性部門では山岸興業(山岸幸太社長、佐野市)の村上多恵子選手が制し、地元企業の活躍が目立った。また、新会場でやめていた二つの部門(トレーラと女性)を、全国トラックドライバー・コンテストに準じた内容で復活した。(佐々木健)  今回から、とちぎ安全教育センター(臼井稔清社長、宇都宮市)と提携し、同社が運営する指定自動車教習所、トーブモータースクール(宇都宮市)に会場を変更した。これまで栃木県警の県運転免許センター(鹿沼市)で開催していたが、点検競技の中止やトレーラと女性部門の廃止など、年々規模が縮小。新会場では廃止されたトレーラと女性部門を復活させたほか、運転競技のコースを全ト協の全国トラックドライバー・コンテストに準じた内容にリニューアルした。  開会式で、笠原会長は「人手不足や長時間労働など、運送業界は暗いニュースばかりだ。今日は各地の精鋭ドライバーが集まった。夢のある業界の姿を示して欲しい」と選手を鼓舞した。  競技は学科400点、運転400点、点検200点の千点満点で実施。夏日を迎えた酷暑の中、出場選手は業務で鍛えた技量を披露した。  松本保夫専務の講評に続き、臼井社長が「コース内の道路標示の見落としが目立った。恐らく、初めての会場だからだろう。プロとして初めての道を走ることは多いはず。経験を生かして全国大会で実力を出して欲しい」と述べた。  他の入賞者は次の各選手。  〈11トン〉2位=槙田公彦(日立物流関東栃木営業所)▽3位亀山重徳=(日本郵便輸送宇都宮営業所)  〈4トン〉優勝=山中義尚(センコー北関東主管支店宇都宮流通センター)▽2位=白茂清二(八下田陸運)▽3位=渡辺邦和(宮本運輸)  〈トレーラ〉優勝=稲川進一(バンテックイースト栃木営業所)  〈女性〉2位=大島美香(結城商事輸送栃木営業所)▽3位=菅原めぐみ(鷹栖運輸機工) 【写真=酷暑の中、新設したスラローム競技に挑む】





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