山藤運送、大阪風物をラッピング地域経済活性化に協力
物流企業
2017/05/29 0:00
【大阪】山藤運送(坂中亮善社長、大阪市住之江区)は20日、大阪観光局(溝畑宏理事長)の観光振興策に協力し、大阪の風物をラッピングしたトラック2台を導入した。 万国博覧会の誘致などで地域経済の活性化を目指す、大阪観光局の溝畑理事長と親しい同社の坂中良郎会長(62)が「大阪のPRに協力したい」と申し出たことがきっかけ。新車の導入に合わせ、2台の大型車の後部ドアにラッピングを施した。 「ようこそ 大阪へ!」の文字の下には、観光客に人気のある通天閣、道頓堀、大阪城に加え、大阪名物のタコ焼きの写真を入れた。 納車式で、坂中社長(37)がお神酒で車両を清め、始業点検を行った後、「地元・大阪の良さを知ってもらおうとの思いを込めたトラックを、一人でも多くの方に見てもらいたい。安全第一でメッセージを発信し、地域社会に貢献したい」と述べた。 また、大阪観光局経営管理部の中島啓一担当部長も「素晴らしいトラックが完成した。坂中会長と坂中社長の協力に感謝している。大阪の魅力を存分に発信して欲しい」とエールを送った。 ドライバーを代表し、大型車に10年以上乗務する中島好雄氏(40)は「背中には、大阪のシンボルである通天閣を背負っている。これに恥じないよう、安全運転に努めたい」と語った。(小菓史和) 【写真=後部ドアに通天閣、道頓堀などの写真を施す】