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岡ト共済/前年度最終、赤字6500万円を計上 高額補償の事故多発

団体

2017/05/25 0:00

 【岡山】岡山県トラック交通共済協同組合(岡本卓治理事長)は15日、理事会を開き、6月2日開催の総代会議案を審議した。2016年度は経常損益6573万円、最終損益6592万円の赤字となったことを報告した。4年ぶりに黒字決算となった15年度に続き2期連続の黒字を目指したが、対物・車両事故で高額補償を要する事故が多発した。  前年度は、対人、対物、車両、搭乗者の各種目の契約台数は15年度に比べて増加。これにより、優良割引の浸透で1300万~1500万円を見込んでいた減収額は220万円程度に収まり、16億8620万円の収入を計上した。  しかし、対人事故は、死者数が15年度と同じ3人にとどまる一方で、発生件数が138件と24件増加。また、対物は発生件数434件と24件減少したものの、玉突き事故など高額補償の事故が大幅に増加した。このため、支払い共済金が9千万円、支払い備金繰り入れは1億1千万円増えて赤字となった。  17年度は、追突事故の根絶、後退時・構内事故の根絶、高齢ドライバー対策の推進を重点項目に掲げ、15年度から始めた60歳以上のドライバー向け事故防止セミナーを引き続き4回実施する。また、事業主・運行管理者対象のセミナーも1回増やして4回開催する。  なお、員外理事の田中明夫氏(岡山県トラック協会)が6月に退任するのに伴い、中国運輸局出身の西田末廣氏を後任として承認。総代会で正式に決定する。また、久世一人常勤理事の常務昇格を決めた。武政伸一理事(昭和工運)は退任する。  また、理事会では、旭日双光章を受賞した重友新太郎副理事長に慶祝金を、退任する田中、武政の両理事に慰労金を、それぞれ贈った。  岡本理事長は「17年度こそ腹を据えて黒字を達成し、組合員の皆さんに配当金を還元したいので、実現に向けて頑張っていきたい」と語った。(江藤和博) 【写真=(右から)田中理事、重友副理事長、武政理事にお祝い金を贈呈】





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