ダイセーエブリー24 /マイスターコン、日頃の成果を競い合う 全国から精鋭集まる
物流企業
2017/05/22 0:00
ダイセーエブリー二十四(田中孝昌社長、愛知県一宮市)は14日、中部トラック総合研修センター(みよし市)で、マイスターコンテストを開いた。社内のマイスター認定制度から発展したもので、今回で6回目。全国のセンターから集まった精鋭選手が日頃の成果を競い合った。 山内浩晃取締役が「配送業務の傍ら、見えないところで努力してきたと思う。練習は一人でできず、各営業所の仲間の支えも必要。今日は、指導者や応援者の支援を背に感じながら、日頃の成果を発揮して欲しい」とあいさつ。 競技は学科、点検、走行の総合点で競う3トン、4トントラック部門と、省エネ走行技術で順位を決める省エネ部門を実施。今回から、トラック協会のドライバー・コンテストに出場するための選考会と分け、選手がドライバーの魅力と楽しさを再確認するための大会としている。 また、社内ルールを適用し、走行では、一時停止箇所の2段階停止、点検では、不良箇所を設けずに動作と正確性を審査。このほか、省エネ走行では軽油使用量ではなく、車両に負担の少ない走行をできるかを目指した。 一方、新たな試みとして、バックスラロームからのホーム付けを導入。障害物との間隔は当日、選手全員が引いた数字の合計とし、応援者も楽しめる工夫を凝らした。 表彰式で、経営企画部の根本尚部長は「安全・品質向上はコストに比例するが、省エネ走行は両者ともプラスになり、利益に直結する。ドライバーが培った知識や技術は、会社の財産。更なる技術の向上と他の模範となる指導をお願いしたい」と締めくくった。(梅本誠治) 【写真=選手がドライバーの魅力と楽しさを再確認】