物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

三菱地所/来年完成、ロジクロス習志野を着工 日本リアリストが1棟借り

産業

2017/05/18 0:00

 三菱地所は15日、マルチテナント(複数企業入居)型物流施設ロジクロス習志野(千葉県習志野市)の建設工事に着手した、と発表した。2018年3月の完成を目指す。施設管理の日本リアリスト(天野純一社長、東京都中央区)が1棟借りする。  三菱地所の単独開発物流施設としてはロジクロス福岡久山(福岡県久山町)、ロジクロス厚木(神奈川県厚木市)、ロジクロス神戸三田(神戸市北区)に続く第4弾。  国道357号に至近で、東関東自動車道・谷津船橋インターチェンジ(IC)まで1.6キロ、京葉道路・花輪ICには2.9キロと道路アクセスに恵まれている。JR京葉線・新習志野駅にも近く、労働力を確保しやすい。  敷地面積1万9300平方メートル、4階建てで、延べ床面積3万9100平方メートル。床荷重1.5トン、梁(はり)下天井有効高5.5メートル以上、柱スパン10メートル以上、全館LED(発光ダイオード)対応で、はん用性の高い仕様が特長。  最大3区画まで分割でき、各区画に荷物専用エレベーターと垂直搬送機を1基ずつ備えている。非常用発電機も設置し、テナントのBCP(事業継続計画)をサポートする。  日本リアリストは現在60棟の物流施設を管理し、埼玉・千葉エリアを中心に物流施設のサブリース事業を手掛けている。(吉田英行) 【写真=単独開発物流施設として4棟目(完成予想図)】





本紙ピックアップ

センコー、重量物や冷凍・冷蔵拡大

 センコー(大越昇社長、大阪市北区)は、重量物や冷凍・冷蔵品などの取り扱いを拡大する。グループで連携を図りながら、単体でシェアの低い分野を伸ばして全体の事業拡大につなげる。既存拠点で天井クレーンや温度管理設備といった機能…

全ト協/全国事業者大会、「適正化2法」実効性確保

 全日本トラック協会(寺岡洋一会長)が主催する全国トラック運送事業者大会が15日、朱鷺(とき)メッセ新潟コンベンションセンター(新潟市中央区)で開かれた。全国から会員事業者ら1200人が集結し、トラック適正化2法の施行に…

国交省/遠隔・自動点呼実態調査、「対面で十分」半数以上

 国土交通省がまとめた遠隔点呼と業務後自動点呼の実態調査によると、両方とも実施していない事業者のうち、未実施の理由として「対面点呼で十分対応できている」が半数以上を占めた。一方、「要件が分からない」といった声も出ていたこ…

大阪・関西万博閉幕、物流業者も世界へアピール

 大阪・関西万博が13日に閉幕した。2025年日本国際博覧会協会(万博協会)によると、一般来場者は2557万9千人で、目標の2820万人には届かなかったものの、05年に開かれた愛知万博(愛・地球博、2205万人)の入場者…

オススメ記事

センコー、重量物や冷凍・冷蔵拡大

 センコー(大越昇社長、大阪市北区)は、重量物や冷凍・冷蔵品などの取り扱いを拡大する。グループで連携を図りながら、単体でシェアの低い分野を伸ばして全体の事業拡大につなげる。既存拠点で天井クレーンや温度管理設備といった機能…

全ト協/全国事業者大会、「適正化2法」実効性確保

 全日本トラック協会(寺岡洋一会長)が主催する全国トラック運送事業者大会が15日、朱鷺(とき)メッセ新潟コンベンションセンター(新潟市中央区)で開かれた。全国から会員事業者ら1200人が集結し、トラック適正化2法の施行に…

国交省/遠隔・自動点呼実態調査、「対面で十分」半数以上

 国土交通省がまとめた遠隔点呼と業務後自動点呼の実態調査によると、両方とも実施していない事業者のうち、未実施の理由として「対面点呼で十分対応できている」が半数以上を占めた。一方、「要件が分からない」といった声も出ていたこ…

大阪・関西万博閉幕、物流業者も世界へアピール

 大阪・関西万博が13日に閉幕した。2025年日本国際博覧会協会(万博協会)によると、一般来場者は2557万9千人で、目標の2820万人には届かなかったものの、05年に開かれた愛知万博(愛・地球博、2205万人)の入場者…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap