物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

沖ト協、事故防止教育を実施 指導・監督指針改正受け

団体

2017/05/18 0:00

 【沖縄】沖縄県トラック協会(佐次田朗会長)では、国土交通省の「運転者に対して行う指導及び監督の指針」の一部を改正する告示が3月12日に施行されたことを受け、4月から、集団研修方式による事故防止教育を実施している。  ドライビングアカデミーのおんが自動車学校(力武浩一社長、福岡県遠賀町)とタイアップし、初任運転者、一般運転者、指導監督者の各研修を実施する。  指導・監督指針の改正点を踏まえた1日座学コース(6時間)で、初任運転者の座学(6時間)や、一般運転者に毎年実施しなければならない12の指導項目を盛り込んでいる。  カリキュラムは、個人カルテの作成、運転の心構え、車両の構造、健康管理。適性検査、安全運行を考えた走行経路設計などで構成。指導・監督者は事故防止研修のノウハウを習得できる。  2017年度は4回実施し、計400人の参加を見込んでいる。4月18日に開いた第1回研修には、初任運転者や運行管理者ら108人が出席した。(上田慎二) 【写真=一般運転者に毎年実施しなければならない12の指導項目を学ぶ(4月18日)】





本紙ピックアップ

あらた、物流機能を維持・強化

 化粧品・日用品・家庭用品・ペット用品などの卸売業を展開しているあらたは、成長戦略に不可欠なファクターである物流機能の維持・強化を図る。生産性向上や省人化・省力化の取り組みにギアを入れるとともに、新たな物流センターを開設…

公取委、フリート8社を強制調査

 公正取引委員会は10日、東京都内のトラック運送事業者など法人向け軽油の販売価格に関してカルテルを結んだ疑いがあるとして、ENEOSウイング(大石和宏社長、名古屋市中区)など軽油販売(フリート)事業者8社に対し、独占禁止…

中企庁、中小むけ支援策強化

 中小企業庁は9日、過去最大となった2025年度の最低賃金引き上げに対応する中小企業・小規模事業者を後押しするため、新たな対応策も含めた支援策を公表した。従来の取り組みに加え、IT導入補助金、省力化投資補助金(一般型)な…

双葉運輸、鳥取・米子に第2センター

 双葉運輸(長谷川忠宏社長、広島市西区)は米子第2物流センター(鳥取県米子市)を新設し、9月上旬から段階的に稼働を始めた。同社の物流拠点として最大規模で、山陰地方では2カ所目となる。地域のニーズを捉えながら、荷主の物流効…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap