UD、新型クオン試乗会 運転しやすさ向上
産業
2017/05/11 0:00
UDトラックス(村上吉弘社長、埼玉県上尾市)は4月27日、富士スピードウェイ(静岡県小山町)で、トラック事業者、報道陣を対象に新型クオンの試乗会を開催した。 4月にフルモデルチェンジしたクオンは、国内メーカーとしては初めて全輪ディスクブレーキを採用。更に、進化したAMT(機械式自動変速機)「エスコット・シックス」を搭載するなど、運転のしやすさをはじめとした五つの基本性能(運転性能、燃費・環境性能、安全性、生産性、稼働率)を向上させている。 試乗では、ディスクブレーキのフィーリング、平たん路や緩やかな下り坂で惰力走行できる「エスコットロール」、後退時の速度の微調整のしやすさ、アクセルの踏み込み過ぎを抑制するエコモードなどを体験した。 女性ドライバーの渡辺かなえさんがデモンストレーション走行を実施。引き続いて行ったトークセッションで「シフト操作をしなくても全て車両任せで走行でき、アップダウンの激しいコースでも非常にスムーズ。10トンのダミーウェートを積んでいるとは思えないほどパワフルだった。直感的に分かりやすいストレート式のシフトパターンだったため、後退時にもシフトポジションに戸惑うことは無かった」と感想を述べた。 国内車両営業本部の柴崎徹・バイスプレジデント、ブランド&プロダクト(商品企画担当)の松尾泰造・バイスプレジデントによるブリーフィングも行われた。(小瀬川厚) 【写真=女性ドライバーの渡辺かなえさんが新型クオンでデモ走行】