物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

青ト協南黒支部青年部会、一丸で初の交安教室 人形使い事故再現

団体

2017/05/11 0:00

 【青森】青森県トラック協会南黒支部の青年部会(棟方晃部会長)は4月21日、同支部管内で初めての交通安全教室を開催した。講師役を、原子義央副部会長と福士正喜監事の2人で分担するなど、メンバー10人が一丸となって実施。県内で先駆けて実施してきた三八支部青年部会(吉田正次朗部会長)から5人が応援に駆け付け、子供たちが事故に遭わないためのルールを指導した。  棟方部会長が「今日は、大きなトラックを前にしての勉強になる。車両に近付くとどういう危険があって、何に気を付ければいいのか。しっかり学んで欲しい」とあいさつ。  死角の学習では、ドライバーから見えないと思う場所へ子供たちに立ってもらい、運転席に座った教員の視野に入っているかどうかを確認しながら展開。10人の児童がいるにもかかわらず、運転席からは全く見えていない状況もあり、場内には驚きの声が上がった。また、内輪差と制動距離、飛び出しの項目では、ダミー人形を使って事故を再現。迫力ある衝突シーンを目にしたことで、児童らは自動車の怖さを再認識した。  授業を振り返り、長谷川貢校長は「子供たちにとって、深く印象に残ったのではないか。安全な道路の歩き方、自転車の乗り方を身に着けてもらえれば」と述べた。同部会では、今後も継続して交安教室に取り組んでいく。(今松大) 【写真=大きなトラックを前にして勉強】





本紙ピックアップ

フジHD、整備工場28カ所→50カ所

 フジホールディングス(松岡弘晃社長、東京都港区)は3年以内をメドに、グループの整備工場を現行の28カ所から50カ所に増やす。拠点や車両数の増強も図っていくが、整備拠点の拡充を優先し、安定した輸送サービスの提供につなげる…

日野・ふそう、生産拠点を3カ所に集約

 経営統合を進める日野自動車と三菱ふそうトラック・バス(カール・デッペン社長兼CEO=最高経営責任者、川崎市中原区)は、2026年4月からの持ち株会社体制への移行に伴い、日本国内に5カ所ある生産拠点を3カ所に集約する。併…

経産省、AIロボティクス戦略骨子

 経済産業省は8日、AI(人工知能)ロボティクス戦略の方向性の骨子を取りまとめた、と発表した。対象範囲のほか、AIの高度化やSDR(反響型インサイドセールス)の潮流を踏まえたサプライチェーン(SC、供給網)の在り方、先行…

富士ロジテックHD、「地域集中戦略」加速

 富士ロジテックホールディングス(鈴木庸介社長、静岡市葵区)は、神奈川県の一部エリアで物流拠点の開設を推進する「地域集中戦略」を加速させる。10月から、厚木市で「厚木三田第2ロジスティクスセンター」が本格稼働。県内の拠点…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap