濃飛倉庫運輸、創業100周年記念誌を作成 コラムで秘話も紹介
物流企業
2017/05/01 0:00
濃飛倉庫運輸(小澤義行社長、岐阜市)は創業100周年の記念誌『濃飛倉庫運輸百年史』を刊行した。1916年(大正5年)の創業で、途中、親会社・蘇原銀行の破たんなどを乗り越え、総合物流企業として体制を整えるまでの過程を、先人たちが残した貴重な「記録」などを丁寧に掘り起こしまとめた。 「写真で綴つづる一世紀」「創立からの65年史」「100年までの35年史」など4部で構成。中でも「写真で綴る一世紀」は当時の物流施設や作業風景などを収録し、発展史を分かりやすくしている。また、随所にちりばめられた「コラム」はその時代の「秘話」などを紹介、読む人の理解を助ける。 刊行に当たり、小澤社長は「今日の当社があるのは地域の皆様をはじめ、取引先や関係者らの長年にわたる温かい支援のたまもの。また、幾多の困難を乗り越え、当社の礎を築かれた諸先輩の尽力に深い敬意を表したい」とのメッセージを寄せている。 A4判、311ページ。編集・発行は濃飛倉庫運輸及び社史編纂委員会。(高木明) 【写真=物流施設や作業風景などを収録】