物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

青ト協/三八支部青年部会、小規模校で交安教室 飛び出し事故を再現

団体

2017/04/27 0:00

 【青森】青森県トラック協会三八支部の青年部会(吉田正次朗部会長)は17日、三戸町の杉沢小中学校で交通安全教室を実施した。山間にある小規模校で、在校生は小学生が6人、中学生は3人。同支部がこうした少人数を相手に交安教室を行ったのは初めて。2006年のスタート以来、これまでは小学生だけを対象にしてきたが、今回は新たに中学生も学習に加わった。  小泉敦校長が「今日は大勢の人たちが、皆さんの命を心配して駆け付けてくれた。この授業で学んだことを生かし、一年間事故に遭わないように気を付けよう」とあいさつ。吉田部会長は「いくら運転者が気を付けていても、トラックからは見えない部分がある。自分の命は自分で守らなければならないことを理解してもらえれば」と呼び掛けた。  大型トラックを使って①死角②内輪差③制動距離――を学習。横断歩道での飛び出し事故の再現も行った。死角の勉強では、受講人数が少ないことから、子供たちにも運転席を体験してもらうように配慮した。  授業を終えた児童・生徒は「トラックから見えない部分がいっぱいあることが分かった」「歩く時には十分気を付けたい」などの感想を述べ、安全への意識を新たにした。(今松大) 【写真=受講人数が少ないことから、子供たちもトラックの運転席を体験】





本紙ピックアップ

暫定税率廃止法が成立

 ガソリン税(揮発油税)の暫定税率廃止法が11月28日の参院本会議で可決、成立した。ガソリン税での12月31日の廃止を規定するとともに、軽油引取税でも2026年4月1日に廃止することや、軽油の旧暫定税率廃止に当たって運輸…

農水省「備蓄米放出」、倉庫会社に保管料支援

 農林水産省は、政府備蓄米の放出に伴い本来の保管料を収受できなかった倉庫会社への支援を決めた。2025年度末までの保管料に加え、当初見込んでいなかった運送費用や、出庫を急いだことで生じた経費を支援する。その上で、同省は備…

車体課税見直し報告書、自治体の財源維持を

 総務省が設置している地方財政審議会の自動車関係税制のあり方に関する検討会(小西砂千夫座長、地方財政審議会会長)は11月21日、自動車の車体課税の見直しに当たって報告書を取りまとめ、地方自治体の財源として、引き続き重要な…

自動運転「L4」実用化PT、導入ガイドブック公開へ

 レベル4(L4、特定条件下での完全自動運転)トラックの2030年ごろの実用化に向け、大型車メーカー、大手物流事業者などで構成するプロジェクトチーム(PT)は、技術開発と走行環境の整備に向け、新東名高速道路で総合走行実証…

オススメ記事

暫定税率廃止法が成立

 ガソリン税(揮発油税)の暫定税率廃止法が11月28日の参院本会議で可決、成立した。ガソリン税での12月31日の廃止を規定するとともに、軽油引取税でも2026年4月1日に廃止することや、軽油の旧暫定税率廃止に当たって運輸…

農水省「備蓄米放出」、倉庫会社に保管料支援

 農林水産省は、政府備蓄米の放出に伴い本来の保管料を収受できなかった倉庫会社への支援を決めた。2025年度末までの保管料に加え、当初見込んでいなかった運送費用や、出庫を急いだことで生じた経費を支援する。その上で、同省は備…

車体課税見直し報告書、自治体の財源維持を

 総務省が設置している地方財政審議会の自動車関係税制のあり方に関する検討会(小西砂千夫座長、地方財政審議会会長)は11月21日、自動車の車体課税の見直しに当たって報告書を取りまとめ、地方自治体の財源として、引き続き重要な…

自動運転「L4」実用化PT、導入ガイドブック公開へ

 レベル4(L4、特定条件下での完全自動運転)トラックの2030年ごろの実用化に向け、大型車メーカー、大手物流事業者などで構成するプロジェクトチーム(PT)は、技術開発と走行環境の整備に向け、新東名高速道路で総合走行実証…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap