群馬通商、本社営業所を移転・新築 3万リットルの地下タンク導入
物流企業
2017/04/24 0:00
【群馬】群馬通商(新山浩通社長、の地下タンクを持つ自家給油スタンドを備えるほか、門型洗車機を新たに導入。軽整備が行える整備棟には、トラックの荷台などにペイントを施せるボディープリンターを併設し、新たな事業として取り組む。4月中にも外構などの工事を終える予定。なお、旧本社営業所は売却する。 施設は、伊勢崎市と前橋市にまたがる多田山南産業団地に位置し、北関東自動車道・伊勢崎インターチェンジ(IC)、波志江スマートICからそれぞれ6キロ程度と近く、近い将来には国道50号バイパス「前橋笠懸道路」が近くを通る計画もある。 6千平方メートルの敷地に、2階建ての事務棟は延べ床面積660平方メートル。旧社屋に比べて広さが倍増した。最大で100人程度を収容できる大会議室、ミーティングルーム(商談室)3室などを設けている。多目的に利用できる休憩室、空気清浄機付きの喫煙室も設置した。全館LED(発光ダイオード)照明を採用したほか、事務室などの主要部には高効率の床暖房装置を導入。エネルギー負荷の少ない、環境に配慮した建物となっている。 新山社長は「将来の業容拡大を見据え、移転を決断した。当社の大型BTS(特定企業入居)型物流施設『Qura+(クラタス)伊勢崎』が近くにあることも、場所を選定した理由の一つ。新社屋を有効に活用していきたい」と話している。(小瀬川厚) 【写真=旧社屋に比べて広さが倍増】