多摩運送、通学路「見守り」活動 児童から感謝の手紙
物流企業
2017/04/20 0:00
「いつも私たちの安全を見守ってくれてありがとうございます」――。多摩運送(齋藤貢社長、東京都立川市)は3月、地元の立川市立新生小学校(佐藤邦彦校長)の児童から日頃の見守り活動に対する「感謝の手紙」を受け取った。 同社は毎週金曜日の通学時間帯や春・秋の全国交通安全運動の期間中、同校付近の通学路の交差点で安全見守り活動を行っている。今回、手紙を持ち込んだのは、5年2組の児童20人。中には「毎日、安心して横断歩道を渡れます。これからも旗振りをよろしくお願いします」などとつづられている。 多摩運送によると、ボランティア活動の一環として、30年近く前から自社トラックを小学校の校庭に持ち込んでの交通安全教室や、交差点での安全見守り活動を実施。神田英俊取締役は「公道を使う運送事業者としての当然の責務。児童たちの手紙は社員たちの励みにもなる」と話している。(高木明) 【写真=通学路の交差点で安全見守り活動を展開】