石ト協、HPに新卒コーナー開設 ハコブシゴト 古いイメージを脱却
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2017/04/20 0:00
【石川】石川県トラック協会(谷本義治会長)は人材確保対策の一環として、ホームページ(HP)内に新卒者向けのコーナーを開設した。4月上旬に公開したもので、タイトルは「ハコブシゴト」。女子高校生らがトラック事業者を訪問し、取材、紹介する構成となっている。デザインやレイアウトには特にこだわり、全体的に写真を多用したカラフルなビジュアルで、古いトラック業のイメージからの脱却を狙った。(河野元) スマートフォン(スマホ)を重要な情報収集ツールとする若年層のニーズを考慮した取り組み。「潜入! オシゴト現場」「幸せはトラックに乗って」「資格と取得方法」「教育制度・キャリアプラン」「先輩インタビュー」「Q&A」「リクルート」の各コンテンツを用意した。 実際に会社を訪ね、車両の点検、運行前点呼、トラックの特徴、運行管理者の業務について「突撃リポート」した様子を、3、4分の映像にまとめた動画3本もアップ。出演者の発言や擬音を字幕スーパーで視覚化し、その文字を移動、大きさも変更するなど、微妙なニュアンスが伝わるよう編集に工夫を凝らした。興味を持ってもうため、慣れ親しんでいるテレビのバラエティー番組でよく使われる表現方法を取り入れた。 閲覧対象者を想定し、新設の準中型をはじめとする自動車免許の種類、取得に必要な経験・年齢のポイントを分かりやすく整理。更に、キャリアアップに求められる各種資格、教育制度にも触れた。 なお、「リクルート」をクリックすると、地域別に登録している会員事業者のHPや石ト協で用意した会社概要のページにジャンプする。 トップ画面では「大切な思いを運ぶ仕事。」「もっと知りたい!」のコピーをメインに据え、最後に「私たちは、トラック輸送の仕事に夢と誇りを持ち、共に走り続ける仲間を求めています。」とのメッセージを記載した。 【写真=女子高校生らがトラック事業者を訪問し、取材、紹介する構成】