丸山運送、仙台都心部の施設取得 活用むけPT立ち上げ
物流企業
2017/04/17 0:00
【宮城】丸山運送(三浦一夫社長、仙台市宮城野区)は、仙台都心部で取得した大型施設の有効活用に向けて、プロジェクトチーム(PT)を立ち上げた。施設は仙台市宮城野区の苦竹地区にある大型物件で、3日に取得。震災で移転した新聞社の印刷所で、これまではタイヤ販売店が物流拠点として使用していた。 国道45号沿いでJR仙石線・苦竹駅に近い。3階建てで、敷地面積3960平方メートル、延べ床面積が3920平方メートル。新聞印刷用の施設だったため頑丈で、各階に機械室や事務室、小ルーム作業室が数多くあるのが特徴。 有効活用を図るために、各部門のトップらによるPTを立ち上げ、活用の仕方を検討中。4日には、PTメンバーによる施設見学を行った。 日下安雄常務は「都心部にある立地を最大限に生かしたい。物流施設だけではなく、柔軟な発想で、有効活用を図りたい。利用可能な部分から順次、活用したい」とし、BtoB(企業間)だけではなく、BtoC(企業―消費者)向けの物流サービスに加え、物流以外の活用も検討していく。(黒田秀男) 【写真=国道45号に面した仙台都心部の大型施設を取得】