物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

丸全昭和、仙台物流センター竣工 温度管理設備を導入へ

物流企業

2017/04/17 0:00

 丸全昭和運輸は11日、宮城県名取市に建設を進めていた仙台物流センターの竣工式を行った。同社の東北地区唯一の自社物流拠点として整備。今後、危険物の需要を取り込むとともに、東日本大震災の復興事業への本格的な参入を目指す。5月上旬には、庫内の一部に温度管理設備を導入する。(今松大)  2万3千平方メートルの敷地に、鉄骨造り平屋建ての一般倉庫(8600平方メートル)と危険物倉庫(500平方メートル)を整備し、130平方メートルの事務所棟を併設。3日から営業を開始した一般倉庫は6区画に分かれており、劇物や有害物質を保管できるスペース(100平方メートル)も確保。主に農薬や精密機械、雑貨類などを取り扱い、東北向けの入庫、保管、荷役、輸送、中継の拠点として活用する。仙台塩釜港からの輸入貨物についても、請け負う体制を整えている。  同センターは、愛島西部工業団地に立地し、仙台東部道路・仙台空港インターチェンジ(IC)まで6.5キロ、東北自動車道・仙台南ICへは13キロと交通アクセスに便利。仙台空港に11キロ、仙台塩釜港へは24キロと、航空や海上の輸送にも適している。  同社の東北地区唯一の自社物流拠点となり、立地条件を大限に生かして業容を拡大するとともに、復興事業に本格的に乗り出す。建設には、津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金を活用。既に従業員6人を採用しており、新規雇用を推進して地域振興を図る。  11日の竣工式で、浅井俊之社長が「物流事業からの震災復興事業への貢献と、東北地区での営業拡大を目的に、当センターの建設を計画した。お客さまのニーズに、きめ細かく対応できる施設と自負している」と強調。名取市の我妻諭副市長は「東北6県のストックポイントとして、この名取から各地に配送される予定と聞く。宮城はもとより、東北全体の更なる産業活性化に寄与するものと期待している」と祝辞を述べた。 【写真=東北6県のストックポイントとして、各地に配送】





本紙ピックアップ

サカイ引越、インドネシアで人材育成

 サカイ引越センターは人材確保対策の一環として、インドネシアでの人材育成に本格的に乗り出す。現地の企業と協力し、日本語教育、自動車免許の取得だけでなく、日本の文化や創業精神である「まごころ」に基づいたマナー、接遇教育にも…

全ト協、防府TSの再開検討

 全日本トラック協会(寺岡洋一会長)は、2016年3月に閉鎖された防府トラックステーション(TS、山口県防府市)の再開を検討している。休憩・休息場所の不足に悩むドライバーにとって実現が望まれるが、コストや治安の確保などの…

公取委/着荷主規制告示案、「荷待ち強要」独禁法違反

 公正取引委員会は12日、独占禁止法に基づく物流特殊指定の改正告示案を公表した。着荷主によるトラックの実運送事業者への無償の荷待ち・荷役作業の強要などを規制の対象とするため、着荷主による特定の違反行為(発荷主の利益を不当…

国交省、四日市港の計画改訂承認

 国土交通省は、効率的な物流で港の後背地の産業発展を支えるための事業を展開する工業用地の確保などを目的とした、四日市港(三重県)の港湾計画の改訂について承認した。事業内容には、貨物輸送の定時・即時性の確保に向けたアクセス…

オススメ記事

サカイ引越、インドネシアで人材育成

 サカイ引越センターは人材確保対策の一環として、インドネシアでの人材育成に本格的に乗り出す。現地の企業と協力し、日本語教育、自動車免許の取得だけでなく、日本の文化や創業精神である「まごころ」に基づいたマナー、接遇教育にも…

全ト協、防府TSの再開検討

 全日本トラック協会(寺岡洋一会長)は、2016年3月に閉鎖された防府トラックステーション(TS、山口県防府市)の再開を検討している。休憩・休息場所の不足に悩むドライバーにとって実現が望まれるが、コストや治安の確保などの…

T2・サカイ引越・ハート引越、自動運転で家財輸送実験

 T2(熊部雅友社長兼CEO=最高経営責任者、東京都千代田区)はサカイ引越センター、ハート引越センター(太田至計社長、葛飾区)は4月から、引越業界で初となる、関東―関西を自動運転トラックで家財を輸送する実験実証を東名高速…

公取委/着荷主規制告示案、「荷待ち強要」独禁法違反

 公正取引委員会は12日、独占禁止法に基づく物流特殊指定の改正告示案を公表した。着荷主によるトラックの実運送事業者への無償の荷待ち・荷役作業の強要などを規制の対象とするため、着荷主による特定の違反行為(発荷主の利益を不当…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap