物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

滋賀運送竜王/ラッピングトラック、地元特産品アピール 近江牛やフルーツ 竜王町と協定

物流企業

2017/04/13 0:00

 【滋賀】滋賀運送竜王(丸山謙次社長、滋賀県竜王町)は3月31日、竜王町の特産品の写真をあしらったラッピングトラックを導入した。竜王町の知名度向上と特産品のアピールに一役買う。  竜王町では、2016年から町おこしとして「竜王まるごと『スキヤキ』プロジェクト」と銘打ち、特産品の近江牛、近江米に加え、ブドウやモモ、ナシといったフルーツを全国にPR。産品の知名度アップと需要の拡大に努めている。  ラッピングトラックもその一環で、滋賀運送竜王は大型ウィング車1台を提供、荷台後部のドアに写真を貼り付けた。竜王町は、計3台を導入する計画。  同日、道の駅竜王かがみの里で行った出発式で、両者はラッピングトラックの運行に関する協定書を交換。  西町長は「全国に、そして海外にも竜王町をアピールしたいと考え、様々な施策に取り組んでいる。トラックが全国を走ることで、少しでも多くの人に竜王町と特産品を知ってもらいたい」と述べた。  丸山社長も「ラッピングトラック第1号に指名されて光栄。安全・安心な輸送を通じ、地元の産業を支えるとともに、PRにも積極的に協力していく」と語った。この後、拍手に送られトラックが出発した。  なお、グループ会社の滋賀運送甲賀(丸山裕史社長、甲賀市)でも、地元名産の信楽焼などをPRするラッピングトラック計3台が運行されている。(小菓史和) 【写真=トラックの前で協定書を交換し、笑顔を見せる丸山社長(左から2人目)、西田町長(その右)ら】





本紙ピックアップ

被害相次ぐサイバー攻撃、大手荷主が出荷停止

 企業へのサイバー攻撃増加に歯止めが掛からない。アサヒグループホールディングス、アスクルといった大手荷主が被害を受け、仕事を請け負う倉庫、運送会社の業務が急にストップする事態となった。物流事業者も被害に遭うケースがあり、…

「国交省補正予算案」閣議決定、自動運転トラ開発を支援

 政府は、2025年度年度補正予算案を11月28日に閣議決定した。国土交通省関係では、次期総合物流施策大綱(26~30年度)の策定を見据えた物流革新のため、総合的な対策に事業費66億2600万円を投入し、レベル4(特定条…

社会資本整備・交通政策計画案、相乗効果へ一体策定

 国土交通省は11月28日、社会資本整備重点計画と交通政策基本計画の次期計画案(2026~30年度)を取りまとめた。近く閣議決定する。インフラと交通の関係政策の連携・整合で相乗効果を図るため、初めて一体的に策定。共通のゴ…

鈴与/前期売上高、5期連続過去最高

 鈴与(鈴木健一郎社長、静岡市清水区)は、11月27日に開いたグループ主要4社の決算発表会で、2025年8月期の単体の売上高が前の期比7%増の1709億6500万円と、5期連続で過去最高を更新したことを発表した。経常利益…

オススメ記事

被害相次ぐサイバー攻撃、大手荷主が出荷停止

 企業へのサイバー攻撃増加に歯止めが掛からない。アサヒグループホールディングス、アスクルといった大手荷主が被害を受け、仕事を請け負う倉庫、運送会社の業務が急にストップする事態となった。物流事業者も被害に遭うケースがあり、…

「国交省補正予算案」閣議決定、自動運転トラ開発を支援

 政府は、2025年度年度補正予算案を11月28日に閣議決定した。国土交通省関係では、次期総合物流施策大綱(26~30年度)の策定を見据えた物流革新のため、総合的な対策に事業費66億2600万円を投入し、レベル4(特定条…

社会資本整備・交通政策計画案、相乗効果へ一体策定

 国土交通省は11月28日、社会資本整備重点計画と交通政策基本計画の次期計画案(2026~30年度)を取りまとめた。近く閣議決定する。インフラと交通の関係政策の連携・整合で相乗効果を図るため、初めて一体的に策定。共通のゴ…

鈴与/前期売上高、5期連続過去最高

 鈴与(鈴木健一郎社長、静岡市清水区)は、11月27日に開いたグループ主要4社の決算発表会で、2025年8月期の単体の売上高が前の期比7%増の1709億6500万円と、5期連続で過去最高を更新したことを発表した。経常利益…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap