山岸運送グループ入社式、野球チーム門出を祝う 古田敦也氏が講演
物流企業
2017/04/13 0:00
【静岡】山岸運送(山岸一弥社長、静岡県島田市)は1日、静岡市で社会人硬式野球クラブチーム「山岸ロジスターズ」の設立式と、2017年度のグループ入社式を開いた。ヤクルトスワローズの元選手兼監督で、現在はスポーツコメンテーターの古田敦也氏による講演や懇親会を催し、門出を祝った。 新入社員は25人で、他企業入社のチームメンバー4人に加え、父母らも招待。冒頭、会社設立からの社史や、チーム設立までの経緯をまとめたビデオを上映。山岸社長は「多くの関係者の力の結集で、山岸ロジスターズが誕生した。1年があっという間に過ぎたが、私だけの力ではない。設立のために時間を割き、動いてもらった皆さんに感謝したい」と述べた。 また、新入社員に向けて「素晴らしい社員が一同にそろったことは楽しみ。役員一同、期待している。不安なことはあると思うが、養ってきた根性で対応してもらい、理不尽なことがあれば言ってきて欲しい」との言葉を送った。更に「島田市などの応援もあってチームはできた。会社としては仕事、チームとしては野球で結果を求められる。精いっぱい頑張っていくので、応援をお願いしたい」と呼び掛けた。 染谷絹代島田市長の祝辞の後、新入社員を代表してロジスターズ主将の高橋慎弥氏が「山岸運送の社員、山岸ロジスターズの一員としてスタートできることを光栄に思う。大きな誇りを持って働くことができる会社に入ったことは幸せ。会社の発展のために、全力を尽くしたい。野球チームとしては、クラブ選手権と都市対抗野球大会の優勝を目指したい」とあいさつした。 古田氏は「社会人、野球人としての心得」と題し講演。社会人野球の選手を経てプロ野球選手となった経験を振り返りながら、新しい生活に入る際の心構えを語った。(奥出和彦) 【写真=ヤクルトスワローズ元選手兼監督の古田氏と記念撮影】