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ヤマト運輸、タイ向けクール便開始へ 最短で翌々日午前着

物流企業

2017/04/06 0:00

 ヤマト運輸(長尾裕社長、東京都中央区)は3月31日、日本発タイ・バンコク向けの「国際クール宅急便」のサービスを17日から開始する、と発表した。タイ国内では、1月から宅急便とクール宅急便のサービスをスタートしている。  日本全国で最少荷物1個から発送できる。取り扱いサイズは日本と同じ。24時間通関が行える沖縄国際物流ハブを活用した国際間のスピーディーな輸送で、最短で翌々日の午前中にバンコクの店舗や自宅に届ける。  日本からタイまでの空路はヤマト運輸の航空保冷コンテナ、タイ国内ではSCG Yamato Express(浜西陽司代表、バンコク)が保有する保冷コンテナを使用する。  料金は「サイズ60」(総重量2キロまで)6050円、「サイズ80」(5キロまで)」1万1450円、「サイズ100」(10キロまで)1万8450円、「サイズ120」(15キロまで)2万6950円。  国際クール宅急便は香港、台湾、シンガポール、マレーシアで実施。ヤマト運輸によると、タイでは安全性に優れる日本食材を求めるニーズが高まっているという。(高橋朋宏) 【写真=日本全国で最少荷物1個から発送できる】





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