奈ト協、ラップトラ全国へ出発 地域産業を強くアピール
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2017/04/06 0:00
【奈良】奈良県トラック協会(森本万司会長)は3月30日、奈良県庁玄関前の広場(奈良市)でラッピングトラックの出発式を行った。一際目立つデザインの大型トラック4台が全国各地に向けて旅立ち、県の地域産業を強くアピールしていく。 2013年度からスタートしたラッピングトラックは、今回で4回目を迎え、16年度分と合わせて8種類17台が運行する体制となった。 新たに施したラッピングのデザインは、「国文祭・障文祭なら2017号」と「なら食と農の魅力創造国際大学校号」の2種類あり、それぞれ2台ずつ作成。車両は、いずれも富士運輸(松岡弘晃社長、奈良市)が提供している。 式典には、県から浪越照雄副知事など多数の関係者が出席する中、県のマスコットキャラクターのせんとくんもラッピングのデザインと同じ袴姿で駆け付け、両イベントの成功にエールを送った。 森本会長は「トラック協会は、社会的使命を果たすため、事故防止、環境対策、緊急物資輸送などに取り組んでいる。ラッピングトラックは、県のイベントと輸送の安全確保を広くアピールするのが狙い。今回を含めて17台のトラックが走行することになった。安全で安心な輸送サービスの提供に引き続き取り組んでいく」と決意を述べた。(渡辺弘雄) 【写真=富士運輸が車両を提供】