ロジスティクスネット、協力会とドラコン 全国大会 女性選手が初出場
物流企業
2017/03/20 0:00
ロジスティクス・ネットワーク(滋野泰也社長、東京都中央区)は12日、協力会社で組織するロジネット協力会(岡本卓治会長)と共催で、ロジネット協力会ドライバーコンテスト全国大会を実施した。6支部・ブロックの予選を勝ち抜いた20選手が学科と点検の2種目に挑戦。学科競技で満点が出たほか、女性選手が初出場するなど、充実した大会となった。 開会式で、岡本会長が「安全・品質レベルの向上や安全・安心に働ける職場環境づくりと併せ、ドライバーの地位向上にもつながることを期待している。日頃の技術と知識を思う存分に発揮して欲しい」と激励。 丸山貴大選手(エスティケー)が選手宣誓し、熱戦の火ぶたが切って落とされた。競技は学科80点、点検120点の200点満点で採点。個人の部は松本晃弥選手(岡山スイキュウ)が優勝し、団体の部は関東ブロックが制した。 閉会式で、ニチレイロジグループ本社(東京都中央区)の松田浩社長が「今回は初めて女性に参加していただき、大変うれしく思っている。ニチレイロジではダイバーシティー(多様性)を推進している。目指す姿は持続的に成長できる企業。価値ある企業になる大のカギは人」と述べた。 1位を手にした松本選手は「うれしすぎて涙が出ました。優勝は会社の皆さんのお陰であり、これからも品質を守っていきたい」と喜びを語った。 岡山スイキュウの片山順二社長も「松本選手の涙を見て、私も涙が出てきた。頭が下がるくらい、暇をみては勉強していた。我が社の誇り」とたたえた。 滋野社長は「回を追うごとにレベルが上がってきている。運転技術を競技に加えることも考えている。より良いコンテストにしていきたい」と結んだ。 個人の部の他の上位入賞者は次の各選手。 2位=稲田竜次(タイセイ)▽3位=加藤紀子(新潟食品運輸)▽4位=新留太史(山口運送)▽5位=山田大輔(アペックス)(沢田顕嗣) 【写真=学科と点検の2種目に挑戦】