ダブル連結実験、ヤマト&福通が参加
物流企業
2017/03/20 0:00
中部地方整備局は15日、国土交通省が行うダブル連結トラック実験にヤマト運輸(長尾裕社長、東京都中央区)と福山通運が新たに参加する、と発表した。既に開始している日本梱包運輸倉庫(黒岩正勝社長、同)に続くもので、同実験に参加する事業者は3社となった。 両社は3月17日に実験を開始。ヤマト運輸は、車両長21メートルのダブル連結トラックを1日2台、神奈川県愛川町から愛知県豊田市まで運行する。一方、福山通運は21メートル車両を1日1台、静岡県裾野市から愛知県北名古屋市までのルートを走行させる。 ダブル連結実験は、トラック輸送の省人化促進と生産性向上を図るため、新東名高速道路を中心としたルートで2016年11月にスタート。中部地整局では「実験参加者を引き続き公募しており、順次追加する予定」としている。(星野誠) 【写真=ヤマト運輸は車両長21メートルのダブル連結トラックを運行】