物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

千ト協、交安のぼり旗を作製 県内死亡事故増うけ

団体

2017/03/13 0:00

 【千葉】千葉県トラック協会(角田正一会長)は、交通安全ののぼり旗を作製し、全会員に配布して事故防止啓発を促している。2016年の県全体での死亡事故が185人と、全国ワースト2位。9、10月に急増したことも受け、作製を決めた。  16年12月に全会員に1枚ずつ無料で配布。以前はクリアファイルを送付しており、人身事故の半数を占める追突事故防止を啓発するものと、死傷率の高い交差点事故防止を促す2パターンを用意した。  千ト協では、独自の事業用トラック総合安全プラン2009で、終年の18年に人身事故発生件数520件、死者数8人、負傷者数720人以下に抑制し、飲酒運転ゼロ達成を目標に掲げている。16年は、事業用トラックが第一当事者になった事故の死者数が16人(前の年比4人増)で、飲酒運転1件(1件増)も発覚している。  啓発グッズのほか、セーフティードライバーズちばへの参加呼び掛けや、前照灯のこまめな切り替えを促す3ライト運動などの取り組みを展開。目標達成に向け、更なる事故防止を促している。(井内亨) 【写真=全会員に無料で配布】





本紙ピックアップ

フジHD、整備工場28カ所→50カ所

 フジホールディングス(松岡弘晃社長、東京都港区)は3年以内をメドに、グループの整備工場を現行の28カ所から50カ所に増やす。拠点や車両数の増強も図っていくが、整備拠点の拡充を優先し、安定した輸送サービスの提供につなげる…

日野・ふそう、生産拠点を3カ所に集約

 経営統合を進める日野自動車と三菱ふそうトラック・バス(カール・デッペン社長兼CEO=最高経営責任者、川崎市中原区)は、2026年4月からの持ち株会社体制への移行に伴い、日本国内に5カ所ある生産拠点を3カ所に集約する。併…

経産省、AIロボティクス戦略骨子

 経済産業省は8日、AI(人工知能)ロボティクス戦略の方向性の骨子を取りまとめた、と発表した。対象範囲のほか、AIの高度化やSDR(反響型インサイドセールス)の潮流を踏まえたサプライチェーン(SC、供給網)の在り方、先行…

富士ロジテックHD、「地域集中戦略」加速

 富士ロジテックホールディングス(鈴木庸介社長、静岡市葵区)は、神奈川県の一部エリアで物流拠点の開設を推進する「地域集中戦略」を加速させる。10月から、厚木市で「厚木三田第2ロジスティクスセンター」が本格稼働。県内の拠点…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap