大和ハウス&東急不動産&RICM、三重・桑名で用地取得 マルチ型施設を共同開発
産業
2017/03/09 0:00
大和ハウス工業と東急不動産、アール・アイ・シー・マネジメント(RICM、片地格人社長、東京都港区)は3日、三重県桑名市で物流施設開発用地を2月7日に取得、「桑名プロジェクト(仮称)」として共同開発に着手した、と発表した。 3社の共同出資による特定目的会社が建築主となり、RICMはアセットマネジメント業務を受託。7万平方メートルの敷地に大型のマルチテナント(複数企業入居)型物流施設を建設する計画で、2019年春に竣工させる予定だ。 東名阪自動車道・桑名インターチェンジ(IC)と桑名東ICから車で10分の距離に位置し、名古屋市内と名古屋港へのアクセスに優れている。現在整備中の東海環状自動車道と新名神高速道路が開通することで、利便性が更に高まり、東日本と西日本の新たな結節点になることが期待される。 3社では「大和ハウス工業の物流施設の建設・運営実績や、東急不動産の街づくり・不動産開発実績、RICMの物流不動産マネジメント・リーシングネットワークを生かし、新たな拠点開発に取り組む」としている。(井内亨) 【写真=大型のマルチ型物流施設を建設(完成予想図)】