UD、新中型トラック発表 新興国市場むけ投入
産業
2017/03/06 0:00
UDトラックス(村上吉弘社長、埼玉県上尾市)は1日、バンコクで中型トラック「Croner(クローナー)」を発表した。新興国市場向けに新たに開発し、生産性、稼働率向上のための幅広いカスタマイズが可能。バンコク工場で生産し、アジアやアフリカ、中東、南米といった市場に投入する。 車両総重量(GVW)別にMKE(10.4~11トン)、LKE(12~14トン)、PKE(15~17トン)の各モデルを展開。6種類の基本ホイールベース長を用意しており、PKEはロングホイールベースも選ぶことができる。排気量5リットルのエンジンは出力別に3タイプ、8リットルエンジンは2タイプを選択可能。 6速、9速のマニュアルトランスミッション(MT)、オートマチックトランスミッション(AT)、キャブ形状では通常タイプとベッド付きを選べる。PTO(動力取出装置)、エアーサスペンションといったオプションを備え、あらゆる業界・地域のビジネスニーズに合わせて自由に組み合せられるようにした。(小瀬川厚) 【写真=あらゆる業界・地域のビジネスニーズに合わせて自由に組み合せられる】