ガイヤエクス、企業イメージ向上努め 社長室をリニューアル
物流企業
2017/03/02 0:00
【愛媛】ガイヤエクスプレス(里井利計社長、愛媛県宇和島市)は事業拡大に合わせ、企業イメージの向上に努めている。来客を迎える体制づくりとして、2015年12月に社長室をリニューアル。また、事業拡大を念頭に、隣接地を取得し敷地を拡大した。 社長室は以前からあったが、取引先が広がり来客数も増えたことから、既存の社屋を建て増しして、新築部分に移動した。広い室内に、応接ソファーなど家具や調度類も新調。観葉植物や生花などの飾りも増やし、もてなす雰囲気に配慮した。 新たに取得した隣接地の面積は1800平方メートルで、16年9月から駐車場として利用している。既存の敷地と合わせて、4100平方メートルになった。 駐車場の確保は業容拡大を前提としたもので、近年中にトラック10台を追加する計画。この一年で3台を増車しており、現在は40台を保有する。 里井社長(52)は「増車にはドライバーの増員が不可欠だが、当社には社員が知人を連れて来る慣習と、未経験の新人を育てる風土もある。顧客の要請やビジョンに応じて、トラックを増やしていく」と前向きだ。 また、11月には遺品整理の専門資格を取得して、新たな事業をスタートした。引越業務も手掛けていることから、過疎化が進む地域で、付加価値型サービスとして定着させたい考えだ。(矢野孝明) 【写真=観葉植物や生花などの飾りも増やした社長室で席に座る里井社長】