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丸徳グループ、はだか祭に合わせ 日頃の感謝を示す

物流企業

2017/02/23 0:00

 【愛知】丸徳産業(久納英治社長、愛知県稲沢市)や丸徳輸送(同)を中心に物流事業などを手掛ける丸徳グループは9日、地元の尾張大国霊(おおくにたま)神社(国府宮)のはだか祭(儺追神事(なおいしんじ))に合わせて荷主や取引先関係者を招き、日頃の感謝を示した。  はだか祭は767年に称徳天皇が悪疫退散の祈とうを全国の国分寺で行ったのが発祥とされる奇祭。その年の儺負人(なおいにん)(神男)に選ばれた裸男に触れば厄落としができると信じられ、多くの裸男たちが神男を目指してもみ合う勇壮な姿で広く知られる。  丸徳グループは国府宮から、厄除け願いを書いた「なおいきれ」と呼ばれる布を笹につるして納める「なおい笹」が認められており、願いを書いてもらうことで来場者をもてなした。  久納昇辰会長は「この地に来て46年の当グループを思いやる、多くの方々に集まっていただいたことを感謝したい。この奇祭では、神社からお守りを授かっており、祈とうでおはらいを行うことを認められている。会場は従業員一丸で準備したので、来て良かったと思えるよう楽しんでもらいたい」とあいさつ。  トヨタL&F中部(佐藤達男社長、名古屋市昭和区)の桂川和也相談役は「経済の先行きは不透明だが、我々も地元ファーストの物流事業を支援していくので、頑張って欲しい」と激励した。  久納会長による家内安全、交通安全、商売繁盛を願う祈とうを受けた後、鏡開きで祭は最高潮に。会場に立ち寄る様々な裸男の集団に酒を振る舞いながら、参加者一同で盛り上がった。  久納社長は「2007年の社長就任後、リーマン・ショックなどの影響もあって参加者は減っていたが、ようやくピーク時まで人数が戻ってきた。今後も、今日来ていただいた方の手足となるよう物流事業に取り組んでいくので、一層の厚情を賜りたい」と語った。 (梅本誠治)





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