オリックス、蓮田ロジセンター着工 来年竣工 東日本へ配送可能に
産業
2017/02/13 0:00
オリックスは9日、埼玉県蓮田市で物流施設「蓮田ロジスティクスセンター」を1月27日に着工した、と発表した。入居企業は未定で、2018年2月中旬の竣工を目指す。 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)・白岡菖蒲インターチェンジ(IC)から3.6キロ、東北自動車道・久喜ICからは5キロに位置し、両ICに車で容易にアクセスできる好立地。東北道を基点とした首都圏や東北への広域配送に加え、圏央道・境古河IC―つくば中央ICが開通することで、関東、東日本への広域配送も可能となる。 更に、JR東北本線の蓮田駅からバスで20分、最寄りのバス停からは徒歩3分と、公共交通機関を利用するパートタイマーなどの確保が期待できる。 敷地面積2万3500平方メートル、鉄骨造り3階建てで、延べ床面積3万4800平方メートル。床荷重は1平方メートル当たり1.5トン、はり下天井有効高5.5メートル以上を確保する。1階に両面で59台のトラックバースを備え、敷地内には10トントラック向け待機スペースを20台分設置、普通自動車が80台停車できる駐車場も設ける。(井内亨) 【写真=パートタイマーなどの確保が期待できる(完成予想図)】