物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

カンダHD/今期、営業益4%増 最高更新 国内外 拠点開設が寄与

物流企業

2017/02/09 0:00

 カンダホールディングスの2017年3月期の連結決算が、売上高390億円(前期比5.7%増)、営業利益15億7千万円(4.1%増)と過去最高を更新する見通しだ。16年3月期に国内で計7カ所に物流センターを開設したことや、海外でも15年9月にグループ会社のインドネシア現地法人が営業を開始したことで、既存顧客の拡充や新規業務獲得に寄与。今後も4月までにインドネシアで物流会社を買収するほか、18年2月には加須豊野台物流センター(仮称、埼玉県加須市)を新設するなど、国内外を一気通貫で結ぶ国際物流ネットワークの強化を図る。(高木明)  1日発表した2016年4~12月期の連結決算は、売上高が前の年同期比8.2%増の297億9100万円、営業利益も17.6%増の14億500万円となり、過去最高を更新した。ただ、純利益は16年3月期に有明営業所(東京都江東区)などの売却益を計上していたことから、8億2300万円と38.7%減らした。  国内外でのネットワーク及びシェア拡大に向け、グループのペガサスグローバルエクスプレス(PGE)のインドネシア現法が、4月までに現地の物流会社を買収、海上輸送フォワーディング業務などを強化する計画。一方、国内では、ドラッグストア向けに3階建て(延べ床面積1万5350平方メートル)の物流センターを建設、18年2月からの本格稼働を目指す。  現在、物流センター業務や国際物流事業の強化を「成長戦略」の重点施策に据えている。15年9月までに4拠点(愛知県小牧市、豊川市、岡崎市、大府市)、10月には3拠点(埼玉県久喜市、千葉県八千代市、群馬県伊勢崎市)、更に16年3月には1拠点(神奈川県厚木市)をそれぞれ開設した。  引き続き、物流センターや流通加工の業務拡大に向けた物流施設の増設や新規顧客の獲得などを重点的に推進。また、全ての不採算営業所の黒字化を図るための「業績改善運動」を全社規模で展開する。一方、国際物流事業は、PGE、海上フォワーディングが主力のグループ会社(ニュースターライン)の2社を中核会社として、航空・海上フォワーディング事業の強化に取り組んでいく。 【写真=18年2月には加須豊野台物流センターを新設(完成予想図)】





本紙ピックアップ

日本財団「無人運航PJ」、RORO船が検査に合格

 日本財団(尾形武寿会長)は6日、RORO船「第二ほくれん丸」が自動運航船としての船舶検査に合格した、と発表した。RORO船では国内で初めて。自動運転レベル4(特定条件下での完全自動運転)相当の自動運航が可能で、釧路港(…

関西国際物流戦略チーム、活動指針を4年ぶり改定

 関西の産官学でつくる国際物流戦略チームは6日、大阪市で本部会合(松本正義本部長、関西経済連合会会長)を開き、活動の指針となる「今後の取り組み」を4年ぶりに改定した。国際情勢の変化に対応するため「国際海上コンテナ輸送の多…

適正原価実態調査/全ト協報告、トラ事業者48%が回答

 国土交通省が「トラック適正化2法」の規定に基づき導入する適正原価の設定に当たって、トラック運送事業者の原価構造の把握を目的に行ってきた実態調査の回答率は3日時点で48.4%に上っている。5日の全日本トラック協会(寺岡洋…

海運モーダルシフト大賞、背高コンシャシー採用

 国土交通省などは9日、エコシップ・モーダルシフト事業の優良事業者を発表し、革新的な取り組みを行い、貢献度が最も高い海運モーダルシフト大賞に、日本製紙クレシアとロジネットジャパン西日本の取り組み、ロッテと曙運輸の取り組み…

オススメ記事

日本財団「無人運航PJ」、RORO船が検査に合格

 日本財団(尾形武寿会長)は6日、RORO船「第二ほくれん丸」が自動運航船としての船舶検査に合格した、と発表した。RORO船では国内で初めて。自動運転レベル4(特定条件下での完全自動運転)相当の自動運航が可能で、釧路港(…

関西国際物流戦略チーム、活動指針を4年ぶり改定

 関西の産官学でつくる国際物流戦略チームは6日、大阪市で本部会合(松本正義本部長、関西経済連合会会長)を開き、活動の指針となる「今後の取り組み」を4年ぶりに改定した。国際情勢の変化に対応するため「国際海上コンテナ輸送の多…

適正原価実態調査/全ト協報告、トラ事業者48%が回答

 国土交通省が「トラック適正化2法」の規定に基づき導入する適正原価の設定に当たって、トラック運送事業者の原価構造の把握を目的に行ってきた実態調査の回答率は3日時点で48.4%に上っている。5日の全日本トラック協会(寺岡洋…

海運モーダルシフト大賞、背高コンシャシー採用

 国土交通省などは9日、エコシップ・モーダルシフト事業の優良事業者を発表し、革新的な取り組みを行い、貢献度が最も高い海運モーダルシフト大賞に、日本製紙クレシアとロジネットジャパン西日本の取り組み、ロッテと曙運輸の取り組み…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap