東ト協城東支部/50周年、永年役員・職員13人表彰 業界の発展むけまい進
団体
2017/02/09 0:00
【東京】東京都トラック協会の城東支部(永島信一支部長)は1月25日、創立50周年記念の式典を新年会・表彰受賞祝賀会と併せて執り行った。 永島支部長は「昨今の厳しい社会状況、経済情勢の中でも会員の団結を強固にして『公共の福祉に寄与』、貨物自動車運送事業の『社会的地位の向上』という東ト協の基本理念に基づき、業界の発展に向けまい進する」とあいさつした。 50周年式典では、城東警察署の永井梯二副署長が「日頃から社会生活に欠かすことができない物流業務に加え、事故防止活動に支部一丸となって尽力してきたことに敬意を表する」と述べ、警視庁の交通部長からの感謝状を授与した。 また、50年の節目に当たり、共に支部長を務めた本部の江森東(江商運輸)、鈴木健之(鈴直運輸)の両副会長、永島支部長(亀戸運送)ら13人を永年役員・職員として表彰した=写真。受賞者を代表して瀬尾君雄氏(共立輸送)が「未来に向け、次の世代にバトンタッチするためにも自主、自立、自己責任、創意工夫を怠ることなく、引き続き安全・安心な社会実現に尽力することを誓う」と謝辞を述べた。 本部の千原武美会長は「好景気や燃料価格の下落をただ期待するのでなく、自らの力で50年、100年先まで生き残っていくため、東ト協は基本理念に基づき、進んでいくと確信している」と強調した。 また、「今後、自らトラック業界を汚い・きつい・厳しい・危険と口にすることを一切禁じる」と宣言。「能力があっても感じの悪い人は仕事がもらえない。皆さんが『感じの良い人』になって業界の地位を向上させよう」と呼び掛けた。 アトラクションとして、支部35周年式典以降、50周年まで(2002~16年度)の歩みを振り返るDVDを上映した。 表彰受賞祝賀会では、昨年、国土交通大臣表彰を受けた鈴木氏をはじめ、関東運輸局長表彰、全ト協会長賞を受賞した3人に対し、記念品と花束を贈呈。東京都交通遺児等助成財団への寄付金を千原理事長に手渡した。(田中信也)