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物流技術研/ステップアップコン、現場力・意欲向上を図る ティービーが1位獲得

団体

2017/02/06 0:00

 物流事業者7社で組織する物流技術研究会(岡義人会長)は1月28日、キリンビール横浜工場(横浜市鶴見区)でステップアップコンテストを開催した。改善事例やノウハウを共有することにより、現場力の向上と業務へのモチベーションアップを図ることを目的に実施。12チームが事故防止や改善活動の取り組み事例を発表し、今畑達彦氏(ティービー本社営業所=タカラ物流システム)が報告した「安全・品質の再認識Ⅴ~安全を持ち運べるまで~」が1位を獲得した。  岡会長が「今回で4回目となるコンテストは、研究会では比較的に歴史の浅い活動。数社が集まることで技術や安全、品質の底上げができる。気付きを得て、それをしっかり熟成させ、自分たちのものにしてくれたら幸い」とあいさつ。  キリングループロジスティクス(東京都中野区)の加藤元・社長は「大事なのは成果に至るプロセス、工夫、周囲の協力。そして一番大事なのはやり切るという強い思い。知恵を共有・シェアする1日にして欲しい」と述べた。  今回のコンテストは6社(アサヒロジ、キリングループロジスティクス、サッポログループ物流、サントリーロジスティクス、タカラ物流システム=ティービー、バンテック)の12チームが、生命線である現場力に磨きを掛ける独自の取り組みを紹介。①創意工夫②着眼点③改善効果④説明力――の各評価項目の総合獲得ポイントを競った。  表彰式に先立ち、サントリーロジスティクス(大阪市北区)の井上達志社長が「課題の答えは現場にあると改めて痛感した」と乾杯の音頭を取り、アサヒロジ(東京都港区)の丸山高見社長は「より良くしようというマインドがひしひしと伝わってきた。各社でまねし合って欲しい」と講評。  表彰式では、今畑氏が「安全こそが最大の利益」と力強くコメントした。(沢田顕嗣) 【写真=各入賞者と岡会長(左から3人目)】





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