ニチレイロジ/フォーラム、女性の「気付き」形に 変化応じ価値を創造
荷主
2017/02/02 0:00
ニチレイロジグループ本社(松田浩社長、東京都中央区)は1月27日、「咲カセルロジ女フォーラム」を開催した。女性の活躍を推進する取り組みの一環として2016年に続いて企画し、全国から総合職と一般職の女性社員70人余りが参加。パネルディスカッションやグループワークを通じて、仕事に対する価値観や職場環境の整備に関して意見を交換し、問題意識を共有した。(沢田顕嗣) 松田社長が「女性活躍の更なる推進は最重要の経営課題。昨年2月に第1回フォーラムを開き、4月には女性活躍推進室を設置し、セミナーや勉強会を企画してきた。フォーラムは女性への期待を皆さまに伝える機会」と説明。 その上で、「企業は社会の変化に応じた新たな価値を創造することが必要。女性の皆さまの気付きを、同僚や上司と一緒に形にしていただきたい」と述べた。 女性活躍推進室の関根真由子室長は「会社が発展していくために、女性の活躍は絶対に必要な施策だと考える」と強調するとともに、部署長向けの女性活躍推進講演会や「ロジ女通信」を通じた情報発信などの活動を紹介。更に、次年度の新たなテーマに、各事業会社のロジ女活躍推進担当者勉強会、女性の就労を促進する制度の検討、女性リーダー予備層への研修を挙げた。 パネルディスカッションには4人が登壇し、キャリア形成の道筋、成長させてくれた先輩・上司、仕事上で大切にしていること、つらかったことなどを披露。 志賀保代氏(ニチレイ・ロジスティクス東海企画管理部)はかつての上司である松田氏を「支えてくれた人」に挙げ、石田千恵氏(ニチレイ・ロジスティクス関西執行役員六甲アイランド所長)は「頑張っている姿は誰かが見てくれている。成長するために少し前に進んだらいいと思う」とアドバイスした。 また、富永尚子氏(ロジスティクス・ネットワーク尼崎TC所長)が「一つひとつの積み重ねが仕事の幅を広げていく」と指摘し、田形敦子氏(入間DC)は「定年退職後は大学に行きたい」と将来のビジョンを明かした。 【写真=全国から70人余りのロジ女が参加】