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幹線輸送、大幅な遅れ 西日本大雪で鳥取県内 交通網が混乱

物流企業

2017/01/30 0:00

 西日本を中心に23、24日の両日に降った大雪により、鳥取県内の国道や高速道路で一時300台以上の車が立ち往生するなど、交通網が大きく混乱した。物流の大動脈である山陰自動車道や米子自動車道、松江自動車道も通行止めとなり、トラック輸送に大きな影響を及ぼした。  県内のトラック輸送の状況について、鳥取県トラック協会(川上和人会長)の宮本達紀事務局長は「2日間は幹線道路が大渋滞しただけでなく、路地に入ると雪が大量に堆積(たいせき)しており、あちこちでスタックする車があった。特積事業者は軒並み集荷をストップし、配達のみに業務を限定したようだ」と説明。  更に、「食品や雑貨などの配送用トラックの大半が、延着を余儀なくされた。県内の物流センターまでの幹線輸送にも大幅な遅れが生じて、スーパーなど小売店に商品が届かないケースもあった。トラック輸送がストップしたら、市民生活が成り立たないことを改めて実感した」という。  25日未明には雪はやんだものの、午前中いっぱいは、雪が堆積したままの道路や、溶けた雪が凍結したことで、路面が悪化した場所も少なくなかった。多くの物流企業が立地する米子流通団地(米子市)内でも、メイン通りから一歩入った脇道で、トラックがスタックし、タイヤ周辺の雪をスコップでかき出して、ようやく脱出するという場面が散見された。  例年に無い大雪に悩まされた、山陰地方の運送会社。中には、自宅から自家用車を出せずに出勤できないドライバーもいたという。  「2日間は本当に大変だった。延着は仕方ない状況で、荷主も理解してくれてはいるはずだが、届け先で『遅かったね』と嫌味を言われたことが一番つらかった。頑張ったドライバーに、ねぎらいの言葉を掛けて欲しかった」と漏らす運送会社もあった。(矢野孝明) 【写真=米子流通団地内で立ち往生するトラック(25日)】





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