東京ロジファクトリー、埼玉・入間にセンター ベストランスが入居
物流企業
2017/01/23 0:00
東京システム運輸ホールディングス(河端常男社長、東京都東大和市)グループの倉庫・物流センター業務を担う東京ロジファクトリー(堀口文雄社長、同)は11日、2018年1月の竣工を目指して整備を進める入間物流センター(仮称、埼玉県入間市)の地鎮祭を行った。地鎮祭には、竣工後の入居が決まっているベストランス(東京都東大和市)の高橋浩社長らが出席した。 新拠点は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の入間インターチェンジから5分で、国道16号から至近の武蔵工業団地内に位置する。敷地面積1万1500平方メートルに、地上3階建て、延べ床面積1万5600平方メートルの倉庫を設置する。 倉庫はドライ・チルド・フローズン一体型物流センターとして建設。ドライ部分は3階建てで、倉庫部分の延べ床面積は8200平方メートルとなる。奥行き10メートルのピロティに高床式のホームを設置。4トンや大型トラックのほか、40フィート海上コンテナを積載したトレーラによる入出庫が可能になっている。 チルド・フローズン部分は2階建てで、チルド庫3900平方メートルとフローズン庫1300平方メートルを配し、4トンや大型トラック23台分のドックシェルターを整備。施設では荷重3.5トンの荷物用エレベーター4基のほか、荷重1トンの垂直搬送機を3基備え、24時間365日体制の運営に対応していく。 地鎮祭には、東京システム運輸HDの細川広承会長、河端社長、東京ロジファクトリーの堀口社長のほか、センター竣工後に入居するベストランスの高橋社長、地権者であるユアサ商事の佐野木晴生総務部長などが出席した。18年2月の稼働に向け、大和ハウス工業の建築で整備を進める。(佐々木健) 【写真=工事の安全を祈願する河端社長と細川会長(左)】