共通運送、新しいことに挑戦 永年勤続者を表彰
物流企業
2017/01/19 0:00
【北海道】共通運送(永原敏雅社長、札幌市白石区)は8日、グループの表彰式と新年交礼会を開き、2017年の奮闘を誓い合った。 表彰式で、永原社長が「我々を取り巻く環境は世界規模で目まぐるしく変化しており、取り残された企業は衰退しかない。これまで以上にアンテナを張り、新しいことにチャレンジする必要がある。野球に例えるなら、力いっぱいバットを振っての『空振り三振』はしても、『見逃し三振』にはならないよう肝に銘じたい。諸先輩が大事にしてきた取引先と仲間、安全への心配りを、これからも大切に進化していこう」とあいさつ。 永年勤続者(20、30年)21人、無事故無違反者(5、10、15、20、25年)29人に表彰状と記念品を、社内募集した安全標語では最優秀賞、特別最優秀賞各1人、優秀賞3人、佳作10人に記念品を贈った。 また16年、北海道運輸局や神奈川県トラック協会(吉田修一会長)など業界関連団体から受け取った表彰状を受賞者へ伝達した。 受賞者代表の木村通宏氏は「会長、社長はじめ先輩、同僚、家族の支えで勤続30年を迎えられた。荷物を担いでビルの階段を駆け上がったことや、感謝祭でブランド品のバッグを当てたことが忘れられない。これからも期待に応えられるよう精進していく」と謝意を示した。 勇壮な和太鼓の演奏と餅つきでスタートした交礼会では、入社1、2年の男性社員によるダンスや20年ぶりに復活した「部署別対抗綱引き大会」を行った。 最後に、長尾弘志副会長が「会社の勢いを示す交礼会になった。若い力を結集して共通グループを飛躍させて欲しい」と述べ、三本締めの音頭をとった。(那須野ゆみ) 【写真=20年ぶりに復活した綱引き大会】